「バーバリーのバッグ」

 

今週のお題「一生モノ」というテーマでですが

私は題名にもありますように

バーバリーのバッグ」です。

 

 

 

 

これは実は自分で購入した

 

 

 

 

ものではありません。

 

 

 

 

 

実は貰い物なんですが

もらったのは今からちょうど

八年くらい前。

 

 

 

 

まだ新人の社会人なりたての時でした。

 

 

 

もらったのはおばあちゃん。

 

 

 

八年前私は社会人になってまもなく

保育士としてがむしゃらに働いていました。

 

 

 

 

そんな中でおばあちゃんが

年齢もあって一人暮らしをすることが困難になり

自分たちの住む近くの施設に入ることになりました。

 

 

私たちには迷惑はかけたくないという思いで

施設に入ってまもなく

病気を発症してしまい、近くの大学病院で

入院してそのまま息を引き取りました。

 

 

 

 

この期間わずか二年ほどの出来事で

本当に両親が毎日おばあちゃんのことで

仕事の合間に忙しくしてたのを今でも覚えています。

 

 

 

 

そして前の家にあった遺品や施設に置いてあった物などを

片付けていくことが毎日の休みの日課でした。

 

 

 

私も仕事の合間を縫ってやっていましたが

その中でかみぶくろにはいったカバンを見つけました。

 

 

 

 

中身はバーバリーの鞄でした。

 

 

 

当時20代前半だった私は

「あんまり使えそうにない形だな」

と思いながらも

自分の母が「これ持ってたら?」と言ってくれたので

持っていました。

 

 

 

 

そしてその後結婚や出産をして

家を出ることになった私は荷物整理をしていました

 

 

 

 

 

 

そしてそこでまたかばんと目を合わせることになったんですが

そのとき子供も生まれることがわかっていたので

「まだ使うことはないな」と思いながらも

 

 

捨てたりすることはできず持っていきました

 

 

 

 

 

そして30歳を超えたときに

仕事を始めたことにより

子供と離れて一人で過ごすことがありました。

 

 

 

 

それは久しぶりなことで

嬉しくてどんなかばんを持っていこうかと

思って荷物をゴソゴソしていたら

このかばんと目が合いました。

 

 

 

 

そして「これだ!」と思い

持っていくことになりました

 

 

 

 

年齢も使うタイミングもこの時なんだと

ピンときた私は

その時嬉しい気持ちになりながらも

 

 

なんだかおばあちゃんが近くにいるような

見守ってくれているような感覚になって

嬉しかったです。

 

 

 

 

そしてそのかばんもずっと眠っていたのに

タイミングを呼び寄せて使えるまで

綺麗にとっておいてくれたおばあちゃんにも

感謝の気持ちを持つことができました。

 

 

 

 

 

 

そしてそのかばんは今もしっかり使っていて

愛用しています

 

 

大好きなおばあちゃんが亡くなって

お母さんから譲り受けたバーバリーのかばん。

 

 

 

もらった時は形見としてもらったものが

こうして今の年齢になって

使いたいと思えるようになって

年齢を感じます(笑)

 

 

 

でもまだまだ似合う女性にはなってないし

おばあちゃんには敵わないと思っています。

 

 

 

 

これからの人生をおばあちゃんに

見せながら恥ずかしい人生にならないように

胸を張って過ごしていきたいと思います。

 

 

 

今回はテーマに沿って話せる内容だったので

ブログに書いてみました。

 

 

 

 

 

読んでいただいてありがとうございます!!!

 

次回のブログも楽しみにしていただけたら嬉しいです!